海の釣り物の中でもとても人気のあるアオリイカ。
意外とお手軽に狙う事も出来るので、実際に釣ってみてアオリイカ釣りの楽しさとその美味しさを感じてみて下さい!
やみつきになる事間違いないと思います!
■アオリイカとは
アオリイカ(障泥烏賊、Sepioteuthis lessoniana) は、ヤリイカ科・アオリイカ属に属するイカの一種。日本沿岸に分布する大型のイカで、食用や釣りの対象として人気がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%A4%E3%82%AB

アオリイカの寿命は約1年程と言われていて、その為成長の速度はかなり早いです。
最大で5キロから6キロ程の重さにまで成長し、その引きは大型の魚かと勘違いするくらいの引きで釣り人を楽しませてくれます。
■アオリイカの釣り方
エギング

エビの形を模した「エギ」というルアーで釣る方法です。
お手軽にセット出来る仕掛けで釣れる反面。
釣り場や季節によって狙い方が変わったりする奥深さが有り、ゲーム性が高いのでこの数年間でとても人気の釣り方となっています。
移動が楽に出来るのでイカの居そうな場所を次々と狙って回るランガンスタイルがエギングの強みです。
ヤエン釣り
アオリイカ釣りの方法として活きエサ(主にアジ)を使って狙う方法がヤエン釣りです。
道糸(ライン)から活きエサをハリに掛けるだけの簡単な仕掛けで、イカがエサを食べ始めたらヤエンというカンナがついた引っ掛け針を道糸から投入して釣り上げます。
イカがエサを食べている間は全く針などには掛かっていないので、イカがエサを食べたと思ったらすぐにヤエンを投入!
といきたいところなのですが、ヤエンをすぐに入れてしまってはラインのたるみや、ラインからイカまでの間に藻やブロックなどの障害物があるとヤエンがイカにかかりません。
その為、イカをヤエンがかかる位置まで寄せてくる必要があります。
この、イカとのやりとりの難しさや、イカに気づかれていつバラしてしまうかというスリリングさもこの釣りの醍醐味と言ってもいいでしょう。
ヤエン釣りは生きた餌を使うので、アオリイカの食いつきがとても良いことが強みです。
■アオリイカの釣れる時期
春シーズン
地域によっては意外と1年中釣れるイカなのですが、ショアから大型のアオリイカが狙えるシーズンがこの春の時期です。
このシーズンはアオリイカが産卵の為に岸に接岸してくる時期なので、その個体を狙う事が出来ます。
秋シーズン
春に産卵を終え、孵化した子イカ達をエギングで狙えるのがこの時期になります。
エギをまだ見たことのない個体も多く、好奇心旺盛なイカ達が果敢にエギにアタックしてくる姿も見られます!
エギングを始める人にとって一番良い時期ではないかなと思います。
その他シーズン
春と秋がメインのシーズンとなる釣りですが、その他の時期ではなかなか釣れないのかと言われればそうではないです。
年によって産卵の時期が前後したり、個体別の成長速度、
あとは地域によっては通常の春のシーズン以外で産卵する事もあります。
その為、夏冬でもアオリイカを釣る事が出来ます!
しかし、どこでも釣れるという訳ではないので場所や時間帯を選んで釣行する工夫が必要になる場合もあります!
この辺りの話は長くなるので、また別の記事でご紹介をします!
■アオリイカがいる場所
基本的にはアオリイカが身を隠せる場所にいる事が多いです。
岩礁帯や海藻が沢山生えている藻場がメインになってきます。
特に藻場は、産卵場所にもなるので春は一番狙い目の場所になります!
アオリイカはずっと同じ場所にいるわけではなく、産卵場所や適した水温を求め回遊します。
回遊するルートが潮通しが良い場所になりやすいです。
ですので、潮通しの良い場所で粘るのも一つの手段です!
■アオリイカの食べ方
釣り人の釣ったアオリイカは鮮度も高く、なんと言っても自分で釣ったアオリイカを自分で捌いて食べた時の味は感動を覚える物があります!
そんなアオリイカですが、基本的に内臓と目玉以外はほとんど食べられます!
食べ方は様々!
- 刺身
- バター焼き(炒め)
- 天ぷら
- 唐揚げ
- 煮付け 等々
正直何にしても美味しいです(笑)
肝やとんび(くちばしの部分)、白子などはなかなか食べられないので所謂、釣り人の特権ってやつですね!
アオリイカが釣れたら是非、味わってみて下さい!
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